千倉書房 連載ブログ

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著者: 村田 守弘

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最近になって裕福な人に対する増税議論が日米でかしましく議論されています。
日本では、民主党税制調査会が11月7日、2015年から裕福な人の所得税率を引き上げたり、相続税がかかる人を増やしたりする方針を確認しました。それは、消費増税で低・中所得の人たちの税負担が重くなるのに合わせて、裕福な人への増税も必要と考えたからでした。
一方、米国のオバマ大統領は、年間25万ドル以上(約2,000万円)の収入がある富裕層に対する「ブッシュ減税」を維持する法案には拒否権を発動する(つまり、裕福な人の所得税率を引き上げる)意向を示しています。予定通り増税が行われ支出削減が発動されると、6,000億ドル規模(約48兆円、日本の赤字国債の発行額に匹敵する額)の財政再建が進みますが、景気は真っ逆さまに落ちるが如く悪くなります。
これらの増税議論が現実のものとなるのか、先送りされるのは不明ですが、財政再建を必要とする点においては日米同じですので、早晩、この議論は避けて通れないと考え、今回「富裕層の増税」という内容の連載をいたします。

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